PANYO*PANYO 演劇脚本「鳥籠」

灯籠屋へ引っ越ししました

スポンサーサイト
--/--/-- (--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
演劇脚本「鳥籠」
2011/08/16 (Tue) 23:34

演劇脚本「鳥籠」は2003年3月に元演劇部・灯夜雪が
高校演劇として作成・公演した演劇の脚本です。
現在、脚本を元に創作漫画カゴノトリを同人という形で連載中。

脚本を作成した時期は、今よりも文書能力が低く、物語性にも矛盾がありました。
その為、当時の脚本に若干手を加えた状態で公開しております。
(例)登場人物名の変更/飛(ふぇい)→瑠璃(るり) 等


現在ははりこのトラの穴様で公開しております。
興味ある方はご覧下さい。
演劇脚本「鳥籠」
勿論、演劇で使用したいという方も大歓迎です!


また、脚本と漫画では内容が違います。
脚本は完全に読みきりタイプで、登場人物の設定も違います。
漫画はまだまだ続きますので、これからよろしくお願いします!

※誤字脱字を発見した場合は、連絡いただけると幸いです。


[更新情報]

⇒8月18日 誤字脱字一部修正
⇒8月19日 ブログでも閲覧出来るよう更新





演劇脚本「鳥籠」

演劇「鳥籠」

登場人物
・聖明(せいめい)
・風真(ふうま)
・麗(れい)
・瑠璃(るり)
----------------------------------------------------
風真「誰もが鳥籠という世界に繋がれている。この世界にいる限り僕は独りだ。」
麗(声)「そうよ、風真。天使は貴方一人だけ。」
風真「誰もここから逃げられない。そして僕も…。」
麗(声)「誰もここから逃がさない。この私、異端審問官が入る限り。」

(麗の笑い声)
(その後、聖明登場)

聖明「うわー…一雨きそうだな…あれ?君どうしたの?どこか体調か悪いのか?」
風真「(右腕を抑えながら)何でもない、大丈夫だ。」
聖明「よかった…。って!な、何が大丈夫だ!」
風真「は…?」
聖明「腕を怪我しているじゃないか!!!いやぁぁ!!!二酸化炭素の含まれた血が!!!!!!!」
風真「お、おい、本当に大丈夫だから…。」
聖明「なんと恐ろしい…こんなドス黒い血を流しながら「大丈夫だ」なんて!君は病気に違いない!」
風真「病気はお前だ…。」
聖明「(風真の言葉を聞いていない)早くしないと手遅れになる!さぁ行こう!(いきなり腕を掴む)」
風真「貴様!いきなり何をする!」

(聖明、風真を無理矢理引っ張り退場)
(暗転)

(聖明の家)
(風真、座りながら怪我の治療を受けている)

風真「何のつもりだ。」
聖明「実験体にするつもり。」

(間)

風真「(聖明の言葉を聞かなかった事にする)僕は大丈夫だと言ってるじゃないか。」
聖明「大丈夫だ、私に任せろ。」
風真「は?何言って…。」
聖明「なぜなら私は名医だから!私の手に掛かれば君の怪我ぐらい直ぐ治るさ!何て言ったって名医!だからね!」
風真「手に掛かりたくありません。第一信用できるわけ無いだろ!」
聖明「(笑いながら)照れるなよ。」
風真「僕の温度は急降下だよ。」
聖明「そうか…さてパニョ君。」
風真「誰だよ、パニョって…。」
聖明「私が現役時代に作ったクマのぬいぐるみ。」
風真「現役時代!?」
聖明「因みにコレがそのクマさんだ!(どこからかテディベアを持ってくる)そして、私の名は聖明!聖なる明かりと書くのさ!」
風真「あぁ、頭がノー天気という意味だな。納得した。」
聖明「…こほん。アホはさて置き…君はどうして怪我をしたの?」
風真「あんたには関係ないだろ。」
聖明「いや、大いに関係ある。君は私の患者だ。教えてもらおうか?怪我の理由。そして…君の正体を。」
風真「な、何を言って…。」
聖明「私の目は誤魔化せないよ。」
風真「アホ面は油断させる為だったのか…凄いね、ドクター。僕の正体に気付いてたんだ。僕の前は風真。あんたの予想通り天使だよ。」
聖明「何!?君、天使だったの…。私はてっきり男装した美しい女性かと…。」
風真「は!?正体気付いたんじゃないのか!?しかも僕のことを女だと!最悪だ…こんな馬鹿にあっさり正体明かすなんて…人生の汚点だ。」
聖明「うん、何かごめん。」
風真「あんた…何を考えて生きてるんだよ…。」
聖明「(キラキラしながら)聞きたい?」
風真「もういい…世話になったな。」

(風真退場)

聖明「え、冗談だよ!その怪我でどこ行くんだ!?まだ治療終わってないって!」

(聖明退場)
(暗転)

(風真歩きながら登場)

風真「あのヤブ医者、何を考えてるんだ…。本当、馬鹿で変な奴。だけど、初めてだったな、人間に優しくされたの。」
麗(声)「でも、それは貴方が天使だと知らなかったからでしょ?」
風真「この声…悪魔!?」

(剣を持った麗、登場)

麗「逃げるなんて良い度胸じゃない。」
風真「麗…。」
麗「風真、貴方は独りじゃないと駄目なの。この私、異端審問官がいる限り。知っているでしょ?貴方達、天使は不幸を運んでくる存在。貴方達のせいで人間は[鳥籠]に閉じ篭められた事を。」
風真「あんた達のせいじゃないか!天使狩りなんて始めたから…だから!」
麗「責任転換しないで。初めに悪魔狩りを始めたのは誰?鳥籠を作ったのは誰?貴方達、天使よ!」
風真「そうかもしれない…でも、悪魔が人間を糧として利用するのを止める為には閉じ込め狩る必要があった!」
麗「人間を巻き沿いにして?」
風真「それは…。」
麗「哀れな天使ね。逃げ場の無い鳥籠に閉じ込められた人間は憎悪に縛られた。」
風真「言うな…。」
麗「結果、人間が天使狩りを始めたんですもの!」
風真「うるさい!」
麗「大丈夫よ、風真。こうなったのは貴方だけのせいじゃない。」

(麗、風真を剣で襲う)
(避けようとして倒れ込む風真)

麗「仲間がいなくて寂しいでしょ?もう独りは嫌でしょ?」
風真「…生憎、独りはもう慣れた。」
麗「強情なのね。でも、もう終わりよ。今度こそ仲間の元に送ってあげる!壊れなさい!」

(麗、笑いながらゆっくり剣を掲げ、振り落とす)

聖明(声)「風真!!!」

(声に反応して麗の動きが止まる)
(聖明登場)

聖明「れ…い?」
麗「邪魔が入ったようね。風真、よかったね。命拾いしたみたいよ?」
聖明「麗…お前だけは…許さない!」
麗「久しぶりだというのに…酷い挨拶ね。そんなに怒らないで、直ぐ消えるわ。その前に忠告をしてあげる。聖明、大切なものは手放さない方が良いわよ?」
聖明「もう手遅れだ…。」
麗「そうね。」

(麗退場)

聖明「風真、立てるか?」

(風真、差し伸べられた手を振り払い立ち上がる)
(雨の音と共に暗転)

(聖明の家)
(二人並んで座りながら何かを飲んでいる)
(聖明・風真、暫し無言)

風真「…麗と知り合いなんだな。あんた達、どんな関係なんだよ。」
聖明「(少し悩んだような仕草をする)あ、親密な関係。」
風真「(溜息)聞いた僕が悪かった。話す気が無いなら、そう言ってくれ。」
聖明「え!?話すよ!話す!私と汗と涙の結晶!名医物語を!」
風真「あ、うん、わかったから、黙れ。」
聖明「…知ったところでどうなるって言うんだ。」
風真「…いや、そういうあんたも本当は僕に聞きたい事があるんじゃないか?」
聖明「何を?」
風真「えっと…さっきの事とか僕の事とか…。もう知っての通り、僕は天使だから何となく察してくれてるとは思うけど…。」
聖明「興味ない。と言ったら嘘になるけど、私が言いたくない事があるように、風真にも言いたくない事があるだろ?だから私は聞かない。君が話してくれるまで待つよ。」
風真「全く…ずるい人だ。良いよ、話す。変に気を使われるのも気持ち悪いからな。」
聖明「そうか。」

(風真と聖明で語りに入る)

風真「昔、天地の間で戦争があった。僕達天使は悪魔を狩るべく地上に[鳥籠]という世界を創り隔離した。人間達を巻き沿いにして。」
聖明「それが[鳥籠]の始まり、出来た理由。鳥籠により私達人間は自由を奪われた。天使と悪魔の戦いのコマとして利用された。そう、チェスのコマのように。」
風真「人間達の犠牲により戦争は終わるはずだった。だが、そうはいかなかった。人間は[鳥籠]を作った天使を憎み始めた。そして、それに気付いた悪魔は人間を利用し、天使狩りを始めた。」
聖明「人間は自由を求め、天使を忌み嫌い殺した。悪魔に利用されていることに気付かずに。」
風真「そして、悪魔は天使を狩る者・異端審問官と名を変え、鳥籠を支配した。」
聖明「そして、天使を消した。」
風真「そして、全てを失った。」
聖明「能力のない者は死に絶え。」
風真「能力の無いものは殺された。」
聖明・風真「異端審問官によって。」

(普通に戻る)

風真「人間でも戦争について知っている奴はいるんだな。ほとんどは何もわからないまま鳥籠に閉じ込められてるのに…。」
聖明「私は博学なの。何て言ったって名医だからね。」
風真「(溜息)そうか、よかったな。」
聖明「うわぁぁ!パニョ君!風真って酷いんだよ!私の事、馬鹿みたいに見てくるの!」
風真「あ、ごめん、アホだったね。」
パニョ(聖明・裏声)「(独り芝居)そんなことないよ、だって君は名医だろ?」
風真「おい…。」
聖明「パニョ君…。」
パニョ(聖明・裏声)「聖明…。」
聖明「あぁん!(パニョ君抱き締めクネクネする)」
風真「おい、ヤブ医者…いつまでやってるつもりだ…。」
聖明「私は名医だよ!」
風真「変人というのは確かだな。全く…疲れた。」

(部屋にあるベットに横になる風真)

聖明「そっか、そのベット使ってもいいから先に休みなよ。私はちょっとやる事があるから。」
風真「あぁ、わかった。」
聖明「ごめんね?」
風真「何が?」
聖明「何でもない、おやすみ、風真。」
風真「…おやすみ。」

(暗転)

聖明(声)「ごめんね、風真。私は医者とは全く逆の存在なんだ…。」

(風真・麗スポットライト入った状態で登場)

風真「怖い、怖いんだ!人間に優しくされるのが怖い。僕に優しくするドクターが怖い…。この優しさが虚無だったら?ただの夢だったら?ドクターは僕が天使でも普通に話してくれる。嬉しかった。でも、受け入れたら失った時が耐えられない。もういらない、どうせ独りになるなら最初から何も…いらない。」
麗「貴方は独り、ずっと独り。でも、寂しくて仕方がない。」
風真「だから、独りでいるんだ。失う方がもっと辛い。だから、皆嫌いだ。」
麗「人間が?悪魔が?違うでしょ?嫌いなのは、貴方自身。」
風真「知ってるよ!だから、僕は僕が嫌いだ。だから、僕自身さえ信じない。ドクターの事も…。」
麗「そうね、きっと聖明を貴方を信じていないわ!だから、直ぐに独りになる。大丈夫よ、寂しさも一緒にあの世に連れて行ってあげるから。」

(笑い声と共に麗のスポットライト暗転)

風真「ドクター…ごめん、僕は誰も信じられない。」

(暗転)

(聖明の家)
(風真ベットで寝ている)
(聖明は机に向かい何か書類を書いている)

風真「ドクター…。」
聖明「あ…れ?目が覚めたの?」
風真「ドクター…。」
聖明「何?怖い夢でも見たの?」
風真「ごめん、僕はあんたを信用出来ない…。」
聖明「そうか…。」

(聖明、パニョ君を持ってきて風真に渡す)

風真「何…?」
聖明「私は君を信用してる。」
風真「…ドクター、僕…。」
聖明「今は寝なさい。怪我にも触る。」
風真「…ありがと、おやすみなさい。」
聖明「おやすみ。」

(少しだけ間を置き、風真の様子を見る聖明)

聖明「早!もう寝てる!全く、強情な子だね。まるで瑠璃みたいだ…。」

(聖明が台詞を話している隙に背後から瑠璃登場)

瑠璃「私のこと呼んだ?兄さん。」
聖明「な、瑠璃!?何で君がいるんだ!?」
瑠璃「しー。この子、起きちゃうよ?」
聖明「瑠璃…。」
瑠璃「情けない顔しないで、それより兄さんに来てほしいところがあるの。」
聖明「来てほしいところ?」
瑠璃「そう、きっと兄さんが喜ぶ場所だよ。」
聖明「誰だ?」
瑠璃「え?」
聖明「君は誰だ!?答えろ!」
瑠璃「何言ってるの?私は私、兄さんの妹、瑠璃よ。きっと兄さん疲れてるのよ。」

(瑠璃、聖明に触れようとするが手を撥ね退けられる)

聖明「差し詰め、麗の仕業だろ!おい、どこに隠れている!」
瑠璃「麗?異端審問官の事?どうしたの兄さん。」
聖明「近寄るな。そんな目で私を見るな…見ないでくれ…お願いだから…。」
瑠璃「私、出直すね…何か間が悪かったみたい。また来るね、兄さん。」

(瑠璃退場)
(聖明静かに泣き始める)

風真「ん…騒がしいな…何、声荒げて…。」

(聖明の様子に気付く)

風真「ドクター…?何で泣いて…。」
聖明「私のせいだ…私があの時に…。」
風真「ドクター、どうしたんだ?しっかりしろ!」
聖明「あ…風真?私、どうして…?」
風真「おいおい、こっちが聞きたいけど?何かあったの?」
聖明「ごめん、風真を起こしちゃった…。」
風真「いや、良いけど…大丈夫か?」
聖明「患者に心配されるとは情けない。」
風真「ほう。心配せず、更に泣かすべきだったか。悪かったな。」
聖明「苛めっ子!」
風真「ほら、このパニョとやらでも抱いて落ち着け。」
聖明「パニョ君だ~♪」
風真「あんたの感情の切り替えに、ある意味尊敬さえするよ。」

(聖明、パニョ君を抱いたまま小さく座り込み、無言になる)

風真「…おい、ヤブ医者」
聖明「私は名医!」
風真「よし、それがあんただ。静かなあんたは気持ち悪い。ま、普段も十分気持ち悪いが。」
聖明「…ごめん。」
風真「全く…あんたは僕に言ったよな。「話すまで待つ」って。僕は待たない。今すぐ何があったか話せ。」
聖明「へ?」
風真「あーもう!何度も言わせんな!僕はあんたを信用出来ない!だから…少しでも信用出来るように隠してる事を教えろって言ってるんだ!」
聖明「風真…。」
風真「もう言わないからな!」
聖明「わかった…少し長くなるけど最後まで聞いてね?」

(暗転)

聖明(声)「そう、あれは医者になって間もなくだった。」

(聖明の家・過去)
(聖明、ベットで寝ている)

瑠璃「おーい、兄さん。朝だよ~起きて~。」
聖明「う~ん…パニョ君…。」
瑠璃「大の大人がテディベア抱えて…もう!起きろ!」

(パニョ君取り上げる)

聖明「あー私のパニョ君!」
瑠璃「起きたら返す。」
聖明「瑠璃の意地悪ー。」
瑠璃「むくれても駄目!もう、今日は仕事でしょ?」
聖明「あ…。うわぁぁぁぁ!忘れてた!」
瑠璃「はい、白衣と仕事道具。」
聖明「ありがとう。」
瑠璃「今日は隣町の美人が依頼患者なんでしょ?」
聖明「そうだよ~。」
瑠璃「手を出したら殺す。」
聖明「患者に手出す程、落ちぶれてないよ!全く、我が妹ながら酷い疑いの目だね…。よし!待ってて下さい♪美しいお嬢さん♪」
瑠璃「こら!待てぃ!言った早々、何言ってるのかな!?」
聖明「じょ、冗談だよ…。それより、瑠璃。今日も一人だけど留守番大丈夫?兄さん、心配で…何なら一緒に…。」
瑠璃「私は意外に強いのよ?異端審問官が来ても追い返してやる!」
聖明「頼もしいね。」
瑠璃「…ねぇ、兄さん。」
聖明「何?瑠璃?」
瑠璃「何でもない。いってらっしゃい、兄さん。」
風真(声)「ちょっと待った!」
聖明「話中に止めるなんて…無粋だね。で、何?風真。」
風真(声)「ドクターって妹いたんだ…。それより、医者になって間もなくって…あんた、今、何歳なんだよ…。」
聖明「…いってきまーす。」
風真(声)「おい!無視かよ!」

(暗転)

聖明(声)「その後、あんな事が起きるなんて思いもしなかった…。」

(夜)
(瑠璃、部屋の真ん中でナイフを片手に立ち尽くしている)
(そこに聖明登場)

聖明「遅くなったな…まさか町中の人の診察するとは…事前に言ってくれれば良いのに…。ただいまー。」
瑠璃「(無視)」
聖明「あれ?瑠璃?どうしたの?部屋の電気も点けないで…。」
瑠璃「兄さん…逃げて…。」
聖明「瑠璃?どうしたの?何かあったの?」
瑠璃「兄さん、逃げて…。私、兄さんを殺しちゃうよ…。」

(瑠璃、聖明にナイフを向ける)

聖明「瑠璃?何をふざけているんだ?洒落にならないよ?」
瑠璃「兄さん、私、私の命…魂、異端審問官に取られちゃった。だから、完全に肉体が操られる前に…私を殺して。」
聖明「何、意味のわからない事言って…。」
瑠璃「嫌だ!兄さんを殺したくない!やめて!お願いだから!」
聖明「瑠璃!?」

(麗登場)

麗「壊しなさい。」
聖明「君は誰だ!?君か!?瑠璃をこんなふうにしたのは!」
麗「はじめまして、色男さん。私は麗。天使や能力者を裁く者・異端審問官。」
聖明「異端審問官…?」
麗「その娘は、人間にして天使の素養を持った能力者。謂わば、異端者。私は異端審問官として裁かなくてはいけない。再び天使が鳥籠を支配しないように。」
聖明「ふざけるな!瑠璃はただの人間だ!私の大切な…たった一人の家族…。」
麗「そして、貴方も能力者になる可能性がある。血は能力を継承しやすい。だから、貴方の能力も覚醒する前に壊すの。せめて、愛しい妹の手で…壊すのよ!可愛い私の傀儡!」
瑠璃「いやぁぁああぁあああ!兄さん!殺して!お願い!私を殺して!!!!!」

(暗転)

(聖明の家・現代)

聖明「何が医者だ!妹でさえ救えず、その上、殺す事でしか救う事が出来なかった!たった一人の家族を、私は…!」
風真「もういい、話すな。」
聖明「君の言った通り、こんなヤブ医者…信用するに値しない。軽蔑されても仕方がない。」
風真「甘く見るな。そんな事で、僕は軽蔑しない。ドクターだって、僕が天使だと知っても軽蔑しなかった。鳥籠を始めたのは僕達、天使の責任でもある。それに…仕方がなかったんだ。何が正解なんて誰にもわからない。ただ選んだだけだ。あんたは妹の為に選んだだけ。」
聖明「風真…ありがとう。」
風真「全く…あんたって人は…敵わないな。仕方ない…信じてやるよ。あんたの事。だから、その馬鹿な名前みたいに明るくいろ!あんたの名前は聖なる明かりって書くだろ?」
聖明「馬鹿は余計だな…、うん、君が信じてくれるなら…君を照らせるように、明るくいるよ。君も笑顔になれるように。」
風真「な、馬鹿!もういい!僕は寝る!今度起こしたら命ないと思え!…おやすみ、聖明。」
聖明「え?今、何て言ったの?もしかして私の名前、呼んで…。」
風真「うるさい!一度天国行くか!?」
聖明「もう一回、もう一回呼んで♪」

(騒ぎながら徐々に暗転)

瑠璃(声)「巡る巡る出会いと別れ。忘れないで、出会いは別れる事。兄さん、出会う事は悲しい事でもあるんだよ?だから、独りでいれば良いのに。」

(聖明の家・朝)
(聖明、机に向かい寝ている)

聖明「ん…、もう朝か?しまった!また机に向かって寝てしまった!って…この布団…風真が掛けてくれたの?」

(振り向くがベットには誰もいない)

聖明「あれ?風真?」
麗(声)「聖明、大切なものは手放さない方が良いわよ?」
聖明「まさか…風真!?風真!?どこにいるんだ!?返事しろ!風真!」

(激しくドアを蹴る音)

風真(声)「うるせーぞ!トイレぐらい静かにさせろ!」
聖明「よかった。って、人の家壊さないでよ!?はぁ、風真が女の子だったら美味しい展開だったのに。」
風真(声)「おい、聞こえてるぞ。」
聖明「パニョ君、おはよう♪」
風真(声)「無視するな。あれ…?」

(ドアを開けようとする音)

聖明「朝ごはんにしようか♪
風真(声)「お、おい、開かないぞ!?」

(ドアを叩く音)

聖明「朝はスクランブルエッグとウィンナーは欠かせないね!」

(瑠璃登場)

瑠璃「兄さん、珈琲はブラックで良いよね?」
聖明「そうだね、私は甘いのが苦手だから…。」

(瑠璃・聖明、互い見て固まる)
(その間、風真の騒ぐ声とドアを叩く音)

聖明「うわぁぁぁ!」

(机の上の物を何か落とす)

瑠璃「言っておくけど、お化けとかじゃないからね!」
風真(声)「聖明!?どうしたんだ!?くそ!マジで開かない!!!!!!!」
瑠璃「ちょっと、ドア壊さないでよ!」
風真(声)「は?誰!?」
聖明「何しに来た…君は瑠璃じゃない…!」

(瑠璃、聖明を抱き締める)

瑠璃「兄さん、怯えないで。大丈夫よ。」
聖明「本当に…本当に瑠璃なのか…?」
瑠璃「何言ってるの?昨日も言ったでしょ?私は兄さんの可愛い、い・も・う・と☆」
聖明「あ…うん、何だか遺伝子レベルで血を感じるよ…。」
風真(声)「聖明!返事しろ!こうなったら壊すぞ!?良いな!?良いよな!?!?!」
瑠璃「うるさいわね…。は、兄さん!もしかして、私がいない間に禁断の恋とかに走ったんじゃないでしょうね!こんな可愛い妹がいるのに酷い!」
聖明「いや、見た目可愛かったけど、それは無いから…というか、患者だし…。」
瑠璃「よかった、兄さんが変態になってたら縛り上げて、あんな事やこんな事をして躾をしようと…。」
聖明「いやいや、瑠璃さん…それこそ変態…。」
瑠璃「兄さん、今日は私に付いて来てくれるよね?」
聖明「どこへ…。」

(変な音が鳴り響く)

聖明「頭が…!!!何だこの音…!」
瑠璃「(手を差し伸べて)兄さん、私の声だけを聞いて。私だけを見て。」
聖明「る…り…?」
瑠璃「大丈夫、面白いものを見せてあげる。」
聖明「…はい。」
瑠璃「いい子ね。さ、行きましょう、私だけの兄さん。」
聖明「はい。」

(聖明、瑠璃に言われるがまま付いて行き、退場)
(その後、勢いよく風真が転がりながら登場)

風真「いったぁ…。何だよ、あのドア。建付け悪いにも程があるだろ!って、あれ?聖明?くそ…!あのヤブ医者!悪魔にでも攫われたな!お姫様かよ!」

(麗登場)

麗「お姫様ね、それも良いわね。」
風真「麗…どこから浮いて出てきた。それより、聖明をどこにやった!」
麗「嫌な言い方するわね。(静かに笑う)まぁ良いわ。そんなに聖明の居場所が知りたいなら教えてあげる。彼にとってはとても良い場所、といったところかしら
?」
風真「聖明にとって…良いところ…。あぁ、花園か。女好きみたいだからな。」
麗「そう、花園でウハウハ♪って違う!!いけない、いけない…思わず大声を上げてしまったわ…。」
風真「あぁ、あんたも意外に聖明側の人間だったか…。ツッコミが追いつかないよ。」
麗「貴方だけには言われたくないわ。」
風真「で?教えてくれるんだろ?居場所。」
麗「言ったでしょ?良い場所だって。早く探さないと、どうなっても知らないわよ?あの子、意外に狂ってるから。」
風真「何、わけわからない事を…何を考えてるんだ、麗。」
麗「その内、わかるわ。」
風真「くそ!」

(風真、走って退場)
(麗にスポット)

麗「さぁ、最低で最高のショーの始まりよ!」

(麗の高笑いと共に暗転)

(瑠璃・聖明登場)
瑠璃「兄さん、大好きな兄さん。一緒に行きましょ…さぁ目を覚まして。」

(変な音が流れる)

聖明「…瑠璃?あれ?いつの間に…ここは…瑠璃の墓場…。」
瑠璃「兄さん、覚えてる?私を殺した日の事。忘れるわけないよね?愛する妹をその手で殺したんだから。」
聖明「わ、私は…。」
瑠璃「可哀想な兄さん、こんなに怯えて。」
聖明「そうだ、私は確かにこの手で君を殺した!忘れるものか…瑠璃の温度が手に広がる感覚、徐々に冷たくなる瑠璃の肌…君は、私が殺した。」
瑠璃「そう、私は死んだ。でも、直ぐに異端審問官が私を助けてくれた。私に新しい命をくれた。あの人は良い人だよ。」
聖明「何を言っているんだ…瑠璃が死ぬ元の原因は…私達が殺しあう事になった原因は麗じゃないか!」
瑠璃「確かそうかもしれない。異端審問官は能力者である私を殺そうとした、そして、兄さんまでも。私を操って殺そうとした。」
聖明「なら、何故…。」
瑠璃「兄さんを私だけの兄さんにしたかったから。本当に私が操られているだけだと思ったの?相変わらず兄さんはお人好しね。私も望んだの、想ったの。兄さんを殺して私の物だけにしたいって。だから、心の隙間に麗が入り込んだ。そして、私も受け入れた。兄さんを手に入れる為に。」
聖明「嘘だ…。」
瑠璃「でも、あの時は迷いがあった。だから、兄さんに頼んでしまった。「殺して」と。」
聖明「嘘だ…!」
瑠璃「でも、もう迷わない。兄さん、私の事、好き?私の事、大切?私の事、愛してる?」
聖明「誰よりも…大切だ…そうでなければ、こんなに苦しまない…。」
瑠璃「嬉しい。なら、一緒に逝ってくれるよね?死の世界へ。出よう、この[鳥籠]という世界から、二人で永遠に出よう。」
聖明「(泣きそうな声で笑う)君の気が済むなら…好きにしてくれ。」
瑠璃「最後に言いたい事ある?」
聖明「愛してるよ、瑠璃。」
瑠璃「私もよ、兄さん。」

(聖明をナイフで刺す)
(風真登場)

風真「聖明!」
瑠璃「もう手遅れ♪」
聖明「風真…ごめんね。」

(聖明、倒れる)

風真「聖明!おい、ふざけてんだろ!?返事しろ!聖明!」
聖明「(反応が無い)」
風真「嘘…だろ?またふざけてんだろ…?僕はまだ一度も笑ってないぞ!笑顔でいられるようにしてくれるって言ったのはあんただぞ!勝手に死ぬなんて許さないぞ!聖明…!」

(麗登場)

麗「だから、どうなっても知らないって言ったのに。」
風真「(無言)」
麗「あら?話す気力も無くしたかしら?それもそうね、初めてのお友達だったものね。」
瑠璃「兄さんの友達…?鬱陶しい、忌々しい。兄さんは私だけの兄さんなのに…そこを退きなさい、天使風情が兄さんに触らないで。」
風真「(無言)」
瑠璃「返事ぐらいしたらどうなの!?」
風真「何故、聖明を…何故、聖明を殺した!あんた聖明の妹だろ!」
瑠璃「だからよ、私は兄さんを愛してる。でも、どんなに兄さんを想っても妹でしかない。その気持ちが貴方にわかる!?いつかは兄さんは誰かと結婚して家庭を築いて…私、独りになっちゃう。そんなの耐えられない!」
風真「孤独は寂しい…それはわかる、今まで僕もそうだったから。でも、こんなの間違ってる!」
瑠璃「貴方に説教される筋合いはないわ!」
風真「可哀想な奴だな…結局、あんたはわかりもしない未来に怯えていただけじゃないか。実の兄を信じる事も出来ないで、何が愛してるだ!本当に大切なのは自分自身だろ!」
瑠璃「うるさい!信じられるわけないじゃない…。貴方も知ってるでしょ?兄さんは誰にでも優しくて、思いやりがあって…兄さんに言い寄ってくる女も沢山いた。その上、兄さん、女好きだし…。」
風真「そこは否定しがたい…。」
瑠璃「仕事に付いて行かなかったのは、他の女と話している兄さんを見たくなかったから!でも、この気持ちを伝えたらきっと兄さんに嫌われる!軽蔑される!嫌われるぐらいなら…一掃、この手で兄さんを私の物に…。」
風真「それで、麗を利用し、あんな舞台を作り上げたのか。」
瑠璃「そうよ、それの何が悪いの!」
風真「くだらねー。あんたの目腐ってるんじゃないの?」
瑠璃「何が言いたいのよ…。」
風真「気持ちを言った位で聖明があんたを拒絶するわけないだろ!僕だって怖かった。今まで人間に受け入れられた事なんて無かった。命を狙われ、仲間を失い…でも、聖明は天使と知って尚、僕を受け入れてくれた。信じると言ってくれた!だから、僕も聖明を信じた!あんたが一番、知ってるはずだ!聖明は本当にあんたが大切だったんだ。出なければあんなに泣いたり苦しんだりしない。何故、それがわからないんだ!」
瑠璃「わ、私は…。」
麗「本当に人間って哀れになるぐらい弱くて儚いわ。たかが一つの想いで魂まで差し出すんだもの。瑠璃、貴女もそんな人間の一人。貴女が私を利用したように私は貴女を利用した。貴女は私の物。永遠に私の道具として生きるの。」
瑠璃「(笑い出す)良いわよ…兄さんを手に入れたんだもの。好きにすれば良い。もう何もいらない。異端審問官の側にいてあげる。」
風真「あははは!本当…ふざけるのが好きだな。」
瑠璃「ふざけてなんて…。」
風真「あんたじゃない。後ろを見たらどうだ?」

(聖明、ヨタヨタと立ち上がる)

聖明「ふざけてるわけじゃないよ…本気で死にそう…。」
瑠璃「兄さん!?何で生きてるの!?確かに…刺した…。」
聖明「瑠璃、君の生前の能力は何だった?」
瑠璃「自己再生能力を早める事が…。まさか…!」
聖明「兄妹だからね、能力も同じだよ。」
風真「これで互角というところか?」
聖明「風真…一つだけ、聞きたい。」
風真「は?この場面で何だよ。」
聖明「皆揃って、私を女好き、女好きと…私はそんなに女好きに見えるの!?」
風真・麗・瑠璃「今頃自覚したの!?」
聖明「酷!断じて否!そんな事は無い私は清く正しい医者だよ!?」
風真・麗「医者は医者でもヤブ医者でしょ。」
聖明「違うもん!誰もが夜な夜な泣く素敵な、め・い・い☆だよ!」
瑠璃「兄さん…それ間違ってるから…。」
風真「あんたら兄妹の血は怖いよ」
麗「それだけは同感ね。」
聖明「ま、でも、ヤブ医者かもね。私は人殺しなわけだし。」
瑠璃「兄さん…。」

(聖明を勢いよく刺す)

風真「聖明!」
聖明「来るな。」

(瑠璃、ナイフを落とし後ずさる)

瑠璃「何故、避けないの?」
聖明「何故、刺さなかった?」
麗「瑠璃、今更怖気付いたんじゃないでしょうね。」
瑠璃「うるさい!貴女にはわからないわよ!もう…私には兄さんを殺せない…。」
麗「忘れたの?貴女の魂は私の手の中。操れる事を忘れないで。」
風真「させるか!」

(風真、麗を止める)

麗「放しなさい!天使如きが!!!」
聖明「ごめんね、瑠璃。何も気付けなくて、何もしてあげられなくて。皆が言うように、私は女好きなのかもしれない。でも、これだけは信じてほしい。一時(いっとき)だって瑠璃を忘れた事は無い。瑠璃といた時間は何にも変えられない大切な思い出だ。今も、昔も瑠璃を愛してる。」
瑠璃「兄さん…それは妹として?女として?」
聖明「…私は、誰よりも瑠璃を愛してる。家族として。」
瑠璃「わかった…ありがとう。嘘を付かないでくれてありがとう。兄さん、最後に約束して、私がいなくなっても医者を続けて。私、これでも兄さんが働いてる姿が好きだったのよ?だから、生きて。私のように[鳥籠]という心の病に悩まされている人がいる。兄さんならきっと、それも治療できる。」
聖明「わかった…約束しよう。」
瑠璃「兄さん、私は先に逝くね。ずっと待ってる。地獄で見守ってるわ。」

(一時的に暗転)
(瑠璃退場)
(その後、明転)

聖明「天国の間違いだろ?」
風真「聖明…。」
聖明「風真、後は頼む。」

(聖明倒れる)

風真「え!?嘘!?やっぱ刺されてたの!?ふざけんな!起きろ!!!!」
麗「何でよ…。」
風真「え?」
麗「私は瑠璃に応えたのに、それだけなのに私から逃げるの?離れるの?」
風真「あんた自身が[鳥籠]に入ってるからだ。異端審問官…いや、麗。君も知っているはずだ。天地戦争はもう終わっている。だって…天使が世界で僕一人だけのように、悪魔もあんたただ独り。僕達は瑠璃が言うように[鳥籠]という心の病に犯されてたんだ。もう苦しむ必要が無いのに…。」
麗「何もかも貴方達、天使のせいよ!貴方達が私達、悪魔を[鳥籠]に追い込むから!私達は闇を魂を食べなくては死んでしまう!だから、人間を餌にしていただけなのに!だから…復讐するの。人間を使って、独り残らず壊してやる!」
風真「もういい。」

(風真、麗に手を差し伸べる)

麗「何のつもり?」
風真「あんたも寂しかったんだろ?だから、瑠璃の気持ちに応えた。それが利害関係でも側にいた。」
麗「そんなわけないじゃない…人間は悪魔の食料よ。」
風真「強がるな!この手を取れ!寂しいなら僕が側にいる!聖明が僕を受け入れてくれたように、僕が麗を受け止める!」

(麗、笑い始める)

麗「天使にこんな事を言われるなんて…。」

(麗、聖明の側により彼を強引に掴む)

風真「麗!聖明に何をする!」
麗「無理よ…悪魔と天使は相容れない。この憎悪は止まらない。全て憎い。貴方が憎い。全て、全て、消えてしまえ…。」
風真「麗!!!!」

(暗転)

風真(声)「こうして、全て終わった。人はどうして素直に気持ちを伝えられないんだろう…。」

(墓場の前に立つ風真)

風真「これで自由だ。あんたの[鳥籠]はもう消えた。もう縛るものは何も無い。だから、安らかに眠ってくれ。僕は、その分、生き続ける。」

(鳥の鳴き声)

風真「鳥…?」

(聖明登場)

聖明「お~い、風真。ここにいたのか…イテテテ。(脇腹を押さえる)」
風真「聖明、怪我してるのに出歩くなよ…。」
聖明「…彼女もまた被害者だったのかもね。」
風真「怖いな、人の心に潜んだ闇は計り知れない。」
聖明「闇があるから光を探すんだ。[鳥籠]の中で自由を探したように。」
風真「本当は最初から自由だったのかもしれないのにね…。」
聖明「それより!風真!駄目じゃないか!怪我してるのに動いちゃ!まだ治ってないんだからね!」
風真「うるさい!」

(風真、聖明殴る)

聖明「いったっ!!!!」
風真「あんたの方が重傷だろ!ほら、さっさと帰って寝ろ。しっしっ。」
聖明「患者に言われるとは…。」
風真「患者が患者に何を言う。はーこれから、どうしようかな。」
聖明「どうしようも何も、生き続けるしかないでしょう?ほら、行くよ。」
風真「何処へ?」
聖明「わからない、でも、約束しただろ?風真を笑顔にしてみせるって。」
風真「あんた、色んな事、因縁深く根に持ちそうだよな…。」
聖明「どーせ私はただの女好きでアホなヤブ医者ですよ!」
風真「うわー、まだ覚えてたのか。」
聖明「よし!こうなったら行くよ!待ってて下さい!世界の美しいお嬢様方!」

(聖明退場)

風真「おい!僕も一緒に行くのか!?…ま、良いか。」

(暗転)

(四人スポットライト)

瑠璃「こうして[鳥籠]は消えた。」
麗「こうして自由が始まった。」
瑠璃「永遠に続く空。」
麗「永遠に続く大地。」
瑠璃「我々は見ていた。」
麗「そして見ていく。」
瑠璃・麗「終わる事の無い自由の物語を。」
風真「僕達は歩いて行く。」
聖明「闇と光に囲まれた地を踏みしめ」
聖明・風真「果てしなく広がる未来へ。」

四人「命が我らを別つまで…。」


終演


スポンサーサイト
コミケお疲れ様でした! | HOME | カゴノトリLOVE
Secret
トラックバック
TrackBackURL
→http://panyonikki.blog129.fc2.com/tb.php/194-8bb3627a

灯夜 雪(Touya Yuki)

灯夜 雪(Touya Yuki)
フリーイラストレーター

可愛いものが大好きよ
珈琲が好きで勉強中☆
ネカマに間違われやすい

COUNTER:

10 | 2017/11 | 12

sun

mon

tue

wed

thu

fri

sat

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Illustration
Comic
Novel
創作
ランチタイム 
+パニョ日記
1 / 2 / 3
+風邪の日
1 / 2

携帯用HP+ ENTER

pany0_pany0 + yahoo.co.jp 
(+→@)

無断転載・複製禁止
(C) Copyright TouyaYuki. All rights reserved

ディスプレイサイズ
1024*768px以上推奨
CSS&FRAE使用
This site is JAPANESE TEXT only.


FC2 Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。